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私だけの誕生日

明日1月22日は私とゆずの誕生日。

この10年間は私の誕生日はどこへやら、ゆずに何してあげようとそれが楽しみで過ごしてきましたが、11年ぶりに今年は私だけの誕生日になってしまいました、残念なことに・・・。

1月18日朝、ゆずは息をひきとりました。

10月に左後ろ足に骨肉腫と診断されてから、少しずつ気持ちを準備してきたつもりでしたけどなかなかキツイです。

告知されてから『なんとか撮影会まで』、『クリスマスまで』、『お正月も過ごしたい』と思ってそのどの願いも叶えてくれたのですが、『お誕生日』だけは難しかったです。

この2ヶ月程は3本足の状態で、それでもかなりの間元気に自力で動いてくれました。

亡くなる前日ぐらいから、好きなお芋もパンも食べてくれませんでしたが、それまではよく食べてくれました。

トイレもずっと外で、車椅子にのって外に行き、支えてあげれば自力でしてくれました。

亡くなる直前まで外でウンチをして、帰ってきてすぐという感じだったのです。

本当に世話をかけずに・・・、いい子です。

当日は前日から食べだした流動食に近い缶詰の食事をならが食べたがるので、ならが散歩に行っている間に食べさせて、食後、妙にご機嫌で・・・。スプーンで無理やり口にいれる食事なので楽しいはずもないのに・・・。病気でいつもの笑顔がなかなか見られなかったこの頃、珍しくニコニコなんです。その珍しさに忙しい朝にもかかわらず『写真撮っとこ!』って思って。

Yuzu

それがこの写真です。たまたまその瞬間だけっていうんじゃなく、何枚も撮ることが出来るほどずっと笑っていてくれました。

ならも帰ってきて、私も仕事に行かなければいけないので、ゆずのトイレも済まそうよと外に車いすで連れて行き、立つのがやっとの状態なので支えてあげたらウンチが出来て・・・。

よかったよかったと帰りながら、父も『これなら誕生日は大丈夫だよ』って話してました。

帰りに車いすの後ろから付いていく私が父に隠れて見えなかったらしく振り返って探すゆずに『お母さん、後ろから来ているから大丈夫!』って父に言われて、振り返ったちょっと笑ったようなゆずの横顔、ちゃんと覚えています。

それから車いすを降りて、ベッドに父と二人で寝かせてあげたら、急に息遣いが変わってしまって・・・。息がしにくそうで、白目状態になってしまって・・・。『ゆず、目開けて!』って叫んだんだけど・・・。

そんなあっという間の出来事でした。

ゆずを呼び続ける私の大きな声にびっくりしたならをなだめながら、『ゆずはもう充分頑張ったんだから』と父に言われたのを覚えています。

そして、りなちゃんから聞いていた『死んだらすぐに目を閉じてあげないと開いたままになってしまう』というのを思い出し、必死に目を瞑らせてあげたことも・・・。

こんなに細かく書くこともないんだけど、全部覚えていたいんです。どんなことも鮮明に・・・。

全部覚えていたいって思うのに、たったまだ4日しか経っていないのに、ゆずを触った触感も、ゆずの匂いもどんどんあいまいになっていってしまうんですよね。

毎晩のようになにか急変したらいけない、体勢を変えるのに手伝ってあげなくては、水も飲ませないと!と思いゆずが動けば気がつくように、夜中必ず身体のどこかを触れていたのにその温かさも忘れていきそうです。背中をさすってあげた時の背骨のゴツゴツ感がなんとなく残っている感じぐらいで・・・。

少しでもって思って写真に写っているタオルとってあるんですけどね、ゆずの匂いはあんまりしないんです。

今は覚えている振り返った横顔もいつかは忘れてしまうんでしょうか。頭の中からプリントアウトできるならしておきたいのに・・・。最後に笑った写真があって本当によかった

その日は仕事の日だったんですけど、カフェは休みなのでりなちゃんにトリミングを任せて火葬にもちゃんと立ち会えて・・・。

翌日から週末だったからこの日でなければ最後まできちんとやってあげることができなかったし、やってあげるならお店を休むしかなかったので、最後まで私のことを気遣ってくれた本当に優しい子でした。

火葬に向かう前に車に乗せて、お店の前を通っていきました。

山海の海岸線に出たときに海がキラキラで、内海に来て店を通るときにはかすかに雪が舞ってました。

寄り道した分、火葬場に遅刻しちゃったけど・・・。ゆずのお店と家だからね。

ならちゃんも一緒に行ったんです。最後までならも立ち合せてくれました。

それで最後にお別れのメッセージを折り鶴に書かせてもらって。ならの分も書きました。

私も『ずっとありがとう 愛しています』って書きました。

でもそのメッセージに父は『バイバイ ジイジ』って書いてました。こんな父と、もう本当に最後のお別れっていう時にゆずの前に置いた焼き芋を食べに行こうとしたならが一緒に居てくれるから、きっと今のこのなんとも言えない苦しい感じも少しずつ薄らいでいくと思います。

『慣れていくよ。一人になった訳じゃないし、ならが居るから』って父にも言われました。

淋しい、淋しいブログです。でも絶対忘れないためのブログです。

ゆず、本当にありがとうね。これからもずっと一緒に居てね。ずっと愛してる。いつまでも君がやっぱり私の一番だ!

Yuzu2

私が一番好きなゆずの写真です。Booさんに撮ってもらったものですけど、Booさんのブログで『いっぱいの光と愛情に包まれて』ってタイトルをつけてもらったことのある写真です。

もう一度こうやってゆずに触れてみたいなぁ・・・。

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コメント

お久しぶりです。
ゆずちゃんの訃報にびっくりしました。
 
犬の一生は短いことがわかっていても さびしいですね。
ゆずちゃんは幸せいっぱいで お空の上からおかあさんを見ていることでしょう。
もしかしたら おかあさ~んheart01ってそばにいるのかもしれません。
ゆずちゃんがそばにいないことに慣れるまでしばらくかかると思いますが どうぞお元気でお過ごしくださいね。

投稿: meemee-mama | 2013年1月22日 (火) 09時40分

こちらこそご無沙汰してます。
コメントありがとうございます。
ならも居て、お店もあって、何があっても1日は早く過ぎていきます。
お陰さまでならも私も結構元気です。これからも大丈夫そうです(o^-^o)
本当にありがとうございました

投稿: ゆず&ならのおかあさん | 2013年1月26日 (土) 14時28分

悲しくて、悲しくて、このブログが涙でかすんで読むのに必死でした
どうか おもいっいきりゆずちゃんとの時間を振り返って想いにふけってください。 その時間は誰も邪魔できない二人だけの時間なんですから

まだゆずちゃんは、お店のあの場所にならちゃんの横にいるようなきがするの ちゃんとならちゃんに お母さんとおじいちゃんの事、よろしく頼んでるような気がするの  想いで詰まった部屋とお店を隅々までテクテク歩いて ほんとにお別れしてるような・・・
大好きな大好きなお母さんに最後 おもきいっきりの笑顔で ずっとずっと忘れない ありがとう おかあさんのところに来て幸せだったよって
いってると思う。 おじいちゃんいっぱいの愛をありがとうって

投稿: チロママ | 2013年1月27日 (日) 10時20分

チロくんのママへ

コメントありがとうございますheart04
あんまり悲しまないでね(o^-^o)
もうすぐ2週間ぐらい経ちますが、もう随分気持ちも落ち着きました。
あれから色々考えるんですけどね、ゆずと私にとってはこの病気でこんな風にお別れできて本当に良かったなぁって思うんですよ。
時間をかけてゆっくりゆっくりゆずは私に準備させてくれました。
その間ゆずは激しく痛みを感じたり苦しんだりすることもなかったので、みんな楽しく過ごすこともできましたし。
全てをゆずがきちんと段取っていってくれました(*^.^*)
最後まで感謝、感謝ですheart04
私もゆずはいつも一緒に居てくれていると思います。お店にもいつも居てくれてますよ、きっと。
ゆずに叱られないようにしっかり働かなくちゃねcoldsweats01
また良かったら遊びに来てください。チロくんに会うの楽しみにしてます。
本当にありがとうございましたheart04

投稿: ゆず&ならのおかあさん | 2013年1月30日 (水) 15時14分

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